2003年6月2日ワールドカップ
アルゼンチンvsナイジェリア@カシマスタ



ワールドカップですたい!!
Jリーグ観に行ったチケの半券で当たったのが優勝候補のアルゼンチン!
ひゃっほう!バティだぜ!と嬉しくてアルゼンチンの選手を調べたり
過去の国際試合を観たりクラブの試合をチェックしたりしていたら
いつの間にか急性アルゼンチン中毒に・・・ゲホゲホ
いやもう、みんなうまいしキャラは濃いし顔も濃いしでとにかくおもしろいんすよ!
そしてサイドスキーな自分はキリ・ゴンサレスに惚れる惚れる。
毎晩ビデオ観てうっとりしちゃうくらい惚れる。悶える。もうバティどころじゃないっす。

そんで恐ろしいくらい楽しみにし続けとうとう6月2日。ユニとか旗とか完備です。
連れ添いはF嬢、もともとサビオラスキーな彼女もアイマールスキー(洗脳済)になり
(サビオラ来なかったからね!)ユニも完備です。ふたり揃って馬鹿百倍。くははは。

千葉から快速で鹿島神宮へ向かうと、成田駅で車両切りはなしのために一度降りる。
そこにいたのは・・・大勢の外国人!うわ!どっからわいたんだ?って感じで。
しかもいきなり商売してる人とかいるし。ブレスレット500円で売りつけてくるし。
さすが南米・・・!ちゃっかりしてんなぁー。

鹿島神宮行きの電車はぎゅうぎゅう詰めで、国際色豊か。
しかもアルゼンチン人が「アルへンティナ!アルへンティナ!」と歌い騒ぎはじめる。
かなり非日常的。乗り合わせた一般人はさぞ怖かったことでしょう。
アルゼンチン人、ラジカセまで持ち込んだらしく「島唄」がどこからともなく流れはじめる。
一緒に歌いだすアルゼンチン人。
「シマウータヨ、カーゼーニーノーリー♪」
あ、ちゃんと日本語だ!すごい!と思ったら
「トーリートートーモーニーフンフンフンフン〜♪」
次第にあやしくなり最後はかなりごまかしてる。そのうち
「ヴァモヴァモ、アルヘンティーナー、ヴァモヴァモー♪」
とかいう完璧替え歌になってましたが。まぁ盛り上がってたからいいや、みたいな。

そんな電車に揺られているうちに車窓はどんどん田舎の景色になって、鹿島神宮駅到着。
鹿島神宮駅といっても駅から鹿島神宮がどこにあるのかまったくわからなかった。
それはともかく、テントやインフォメーションセンターをたくさん仮設して
チラシを配りまくる駅前はとてもにぎやかでやはり国際色豊か。

スタジアムまでシャトルバスもあるというのですが歩いてもいけるというので歩いていきました。
途中で「アルゼンチンvsナイジェリア、料理対決!」とかいろいろ企画をやっていて、
日本語達者な怪しいトルコ人が売っていたカバブーをいただきました。

そこに隣接してフェイスペインティングコーナーがあって(地元も工夫してんなー)
絵の具やペンが置いてあって自由に書いていいわけです。
わりと恥ずかしいがこれを逃したら一生することもないだろうと思う。
国旗もいいなぁと思いましたが、みなさん国旗なので自分は顔に「18」と書いてみる。
もちろんキリの番号ですよー。18歳とかじゃないですよ−。
しかし書いてみると18という数字は「旧」という漢字に似てる気がした。
さらに「1日」っていう言葉にも見える気がした。 むむ。不覚。
これじゃ微妙だ・・・と思い腕にやけくそで「18Kily」と書きなぐって、これでよし。
F嬢は「16Aimar」と腕に書く。
・・・この呪いが後に効いてくるのさ。

まだまだ時間があるしかなり暑かったので
途中のコンビニでアイスを買ってそのへんに座って食う。
となりにでかい外国人のおっさんふたりがいる。一応英語でちょっと話してみる。
「どうしてアルゼンチンが好きなの?」とか
「チケット手に入れるの大変だった?」とか聞かれる。適当に返答。
彼らはメキシコ系アメリカ人でわざわざ日本まで来たらしい。
しかし自分は英語それほどでもないのにむやみに話したりしたから
「アルゼンティーナ」を「は?ディナー?」と聞き間違えたりして
ちょっとディスコミュニケーション(ちょっとじゃないよ・・・)
でもポテトチップを貰う。F嬢がお返しにmeltedなチョコレートをあげたり。
別れ際に「Have a great game!」と言われる。
ハヴアグレートゲーム・・・Have a nice dayなんてのはよくあるけれど、これぞ蹴球限定挨拶。
なんていい言い回しだ!いつか自分も使いたい!と感動。

スタジアム周辺でも屋台がたくさん並んでいたり
芝生で人が寝転がってたりしてかなり祭のいい雰囲気。

そのときふと1台のバスが通りかかる・・・アルゼンチンの国旗が窓からなびいてるが・・・?
みなさんの盛況がすごいところを見るともしやこれが選手バス!?
なんかすごいにぎやかで楽しそうなバスはあっという間に通り過ぎる。
それでも何人か走って追いかけたり取り囲んだりしてました。
うっひゃー・・・通りすがるなら早く言ってくれヨー・・・
(後でスカパーで確認したらまさしくそうでした。旗持ってたのはブルゴスとガジャルド!
 それにしても選手バスのなかってあんなに楽しそうなんですね!中学生並!)

それから長い列を経てスタジアムに侵入。荷物検査は意外にあっさり。
入ったら席を確認したり(カシマスタは傾斜が急だからどこでも近くてよく見える!)
ワールドカップ会場限定販売のプログラムを買ったり。
そのときはもうかなりああもうすぐキリさんやアイマールをこの目で見てしまうのだ、
サッカーファン憧れの地に立ち会ってしまうのだ、どうしようどうしようどうしようと動悸息切れ。
始まってもいないのにF嬢と混乱の極み。

しばらくして、とうとう、アップのために次々とあらわれるアルゼンチン選手。
ベロンです!サネッティです!アジャラさんです!バティです!(興奮が一々延々と続く)
ああ世界の舞台だなぁ〜・・・へっへっへ
スタメンじゃないらしいアイマールとプラセンテは遅れて出てきて
(ちょっとアイマールの可愛さに悶えたが)
皆とは別に見るからにやる気なーいパス交換開始・・・おいおい若者だろー。しゃきっとせんかい。
しかしキリが・・・まだ出てこない。どうしたー?
他の選手は輪になってアップしてるのに。ちょっと心配。
とかそわそわしていたらついに、ああっ!生キリ!





 うわぁー・・・





自分はキリは美形キャラじゃないと思ってたんですけどね。
ていうかサル顔の部類に入ると思ってたんですけどね。
イヤそれでもじゅうぶんかわいいと思ってたんだけど。
ナマってすげー・・・アンタ美しいっすよ・・・キリさん・・・
いやもうこれは世界中に胸はって言えます、キリ・ゴンサレスは美形の部類に入ると!
あああああの端正な顔・・・目とか鼻とか・・・やばい!代表全員中一番輝いて見える!

んでもキリはどうやらスタメンじゃないらしく
アイマール達とボール取り合いとかに励む。
ああああああ・・・・ナマってええのう・・・
たとえ控え選手でもずーっと見てられるもんね・・・

そーしてスタメン発表★
うわーやっぱりキリさんがスタメンじゃないよ−
いや別にクラウディオロぺス様もすっっっっごく素敵なんですけど
自分はやっぱりキリさんが・・・・ああもうごちゃごちゃ考えないで集中、集中!
だってキリさんがいなくてもバティだしベロンだしサネッティだしサムエルその他大勢だしね!!
試合開始直前にメンバーがアジャラからプラセンテに変わったとアナウンスが入る。
むむ?どうしたアジャラさん。拾い食いでもしたか?
アジャラさんは心配ですが代わりにプラセンテとはそれなりに美味しいのでまあいいか・・・。

選手入場。ああ心臓ばくばくです・・・。
アルゼンチンは何故か紺のアウェイユニ、ナイジェリア選手はド派手な蛍光グリ−ンのユニ。
しかしナイジェリア、みんな黒いし背番号は白くて読めないしで誰が誰だかまったくわからん!
そしてなーんかアルゼンチンの微妙な国歌が流れたりしたあと、いよいよ試合開始−

いきなりクラウディオ・ロペス殿下が美麗クロスをあげたりして悶える。
バティがヘッドのとき人として有り得ないくらい飛ぶのに悶える。
怖いだけかと思ったオルテガのかなり鮮やかなプレイに悶える。
サネッティの敵選手かわしっぷりに悶える。
ベロンのやわらか的確パスに悶える。ベロンさまーベロンさまー!
・・・とにかく悶える。

ていうかベンチも見逃せない。キリさんにアイマールその他大勢がいるんですから。
不思議とナイジェリアベンチはみんなおとなしく座ってるのに
アルゼンチンベンチはみんな身を乗り出して見てるし
危機になるとみんないちいち飛び出て騒ぐしでおもしろかった・・・
そしてブルゴス!控えのキーパーさんなんですが、おもしろすぎます!
選手に水を配ったりキーパーにアドバイスしたり・・・まるでコーチ、いやむしろ父親的存在・・・?
控えのキーパーがあんなに目立ってるのは初めて見た・・・

ハーフタイムも終わり、ピッチ脇で誰かが交代の準備を・・・は?
キリさんがしっかりハイソックスあげまくってやる気満々なんですけど・・・
キリさん投入ですか?まじですか?うっわー!よかったー!
もう自分は「あーキリ出ちゃうキリ出ちゃうキリ出ちゃうから!」と熱に浮かされたように騒ぐ。
はい、迷惑かけました。すんません。ゴフ。

しかしキリさんばっかりじーっっと見てるとふと疑問がわく。
彼はプレイの切れ目に「ハイソックスあげる→尻で手を拭く?」という一連の行為がすごく多い。
くせか?ソックスはまだしも何故手を拭く?汗かきか?と推測をめぐらす。
しつこくじーっと見ているとキリさんがソリンの尻まで触っとるとこを目撃・・・
何故?ていうか何故にソリン?もしやセクハラなのか?・・・深く考えないでおこう・・・うん。

そしてアイマール投入!
アイマールはさっきから監督とずっと話し込んでいたので予感はあったんですが
まさか本当に出るとは・・・!
だってキリスキーな自分とアイマールスキーな友人がふたりで来て
交代要員がずばりそのままなんて・・・ああビエルサ監督太っ腹!
あ、太ってるってことじゃないよえーとえーと(略

終了直前になると締尾根さんがだんだんお年寄りプレイを連発しはじめ
サネッティやサムエルがその処理に追われるという恐るべき事態になり焦りましたが
無事1−0のまま終了!はう〜・・・

試合は終わったのですがなんだかすごく去りがたく、スタジアムに人が消えるまでF嬢とその場に残り、
それでものろのろと出ていったら、出口ゲートには多量のバス出待ちの人々が。
ああー私も出待ちたい!ってことで待つ。
関係者や報道陣などの期待させるな!っていうバスが何台も通過して結構待たされた後、
探す間もなく、とりあえず目に入ったのはガジャルド。目が合いました・・・おおぉ。
ガジャルド、いいよね!!ガジャルドいい人だよ!(必死にプッシュ)

まあそんな感じで私の初ワールドカップ体験だったのですが、やっぱ雰囲気違いますね・・・
すごいっすよ・・・とりあえずアルヘンティナにはベタ惚れですよ。
ドイツも逝きてぇなぁ・・・


アルゼンチン1-0ナイジェリア
得点者:バティストゥータ




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