2008/10/19 (1) ただ単純にイッツマイライフ! アラームをかけずにふて寝したにも関わらず、自然と目が覚めたのが夜2時。なぜだ。しかも起きたとき3秒くらい、普通に「この天井なんだ?ここどこだ?」と思った。アルコールは不思議ですねー。またすぐ寝ましたけど。 いよいよ試合の日です。日曜なので街は人気もなく店も閉まっててとっても静か。今日は母親に感謝しつつ家でおとなしくスーペルクラシコ(ボカVSリーベル)をテレビ観戦する日なんだろうな。クラシコの特集は朝からテレビでやっていて、画面左上に試合開始のカウントダウン時計が出ているくらいだ。 ホテル近くの手作り品兼フリーマーケットを見に行く。土産用にハチミツを買う。セントロの手作り品マーケットにも行き、かっわいいポーチを買った。昨日の傷を癒すため、ひたすら自分を甘やかすのみ…! ホテル近くのロサリオ北駅は物寂しい。 フリマというかアンティーク市というか。マネキンが怖い。 休日だからがらんとしてるけどロサリオの中心街はこんな感じ。すてきですよね。 ついでにセントロのツーリストインフォメーションに行く。到着日に行ったとこだ。 前に対応した兄ちゃんはいなくて、前もいたけど英語話せないから代わってもらったおばちゃんがいた。仕方なくスペイン語オンリーだけど今回は複雑なことは質問しないからまぁ大丈夫。とても前向きな質問ひとつだけだ。 私「パロスベルデに行きたいんだけど、バスとかあります?」 おばちゃん「でもあそこはサッカーチームの練習場しかないわよ」 私「知ってるけど行きたいんです」 …ちょっと待て。おばちゃん、パロスベルデがサッカー練習場って知ってるの? おばちゃんは奥にいたおじさんに聞きにいった。 おばちゃん「パロスベルデって何番のバスだっけ?」 おじさん「あのロサリオセントラルの練習場の?」 おばちゃん「そうそう」 おじさん「107番だな」 …おじさんもパロスベルデがロサリオの練習場だって知ってるの? あのー、私が最初来たときに、もしおばちゃんが対応し続けてたら、もしイケメン兄ちゃんが他のスタッフに「ロサリオの練習場ってどこ?」って聞いてたら、私はわざわざオフィスに行くこともなく、チケットをもらうこともなく、昨日スタジアムに行くこともなく、パロスベルデで無駄足はしたかもしれないけど、物事はもうちょっとシンプルに、まったく別のかたちで進んでいたんじゃない? わー。人生ってわからない… おばちゃん曰く、107番のバスが行くけど、そこまで行くかはバスによるので運転手に聞かないとわからないそうだ。じゃあタクシーが便利かと思ったけどあまり遠かったらつらいのでセントロからの距離も聞いてみた。 「5キロくらいかしら」 「(近っ!)じゃタクシーでも行けますね」 「でも30ペソはかかるわよ」 30ペソ→1050円!日本なんて終電逃してたった二駅で2500円だぜ(←根に持っている)!無問題! というわけで一件落着。火曜はパロスベルデに行ってやる! ホテルに帰ってスーペルクラシコをテレビで見ようと思ったら、なぜかテレビがサポーターしか映してない。なんで?映像権利がどうかしたの?普通に映してるチャンネルを見つけられず、ロサリオユニフォームに着替えて出かける。 ちなみに試合開始二時間半前に出たと思ったら、今日からサマータイムになったらしく、実際は一時間半前だった…。危なかった。 でもアルゼンチンはサマータイム導入してないって地球の歩き方に書いてあったし、私の携帯も所在地アルゼンチンを選ぶと時計のサマータイム設定ができない。いつから導入したんだ… ユニフォームの上にジャケットを着てたけど、前を閉めるのはさすがに暑くて、羽織っただけでバスを待っていたらいろんな人にジロジロ見られたりたまに何か言われたりしたのでちょっと後悔した。ただでさえアジア人だと目立つのにユニフォームだと余計目立つな…スタジアムで着替えればよかった…。(この辺がうちの姉だと目立って喜ぶんだよなぁ、姉妹でえらい違いだ) しばらく待っていたら、窓から人がたくさん身を乗り出して(そんなにあふれるほど混んでいるわけではない)、旗をふり、大声で応援歌を歌ってる、激しいバスが来た。わぁ。ワールドカップ見に行ったときもアルゼンチン人は電車で歌ってたな…。 Copyright (C) 2002-2008 All Rights Reserved by Kirino Ichizo |
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